はじめに
新型コロナウイルスの感染は世界中に拡大し、2020年3月11日にWHOは、新型コロナウイルスの「パンデミック」を宣言しました。日本では、2020年1月に国内初の新型コロナウイルス感染者が発見され、瞬くまに日本中に拡大しました。
私たちの生活は大きく変わりました。海外旅行はもちろんのこと国内での移動もままならないし、多くの人々が集まること・大勢での会合や会食は感染拡大につながるリスクが高いということで、「明成皇后を考える会」の活動は、休止することになりました。2020年10月の「第15次明成皇后史跡訪問」は、中止せざるを得ませんでした。
それでも2020年10月8日の忌辰祭の日には、阿蘇の甲斐利雄さん宅に「考える会」会員数名が集まり「明成皇后を哀悼する会」が行われました。
2021年になっても、コロナの感染拡大状況は収まるどころか益々厳しい状況が続きました。洪陵の忌辰祭へ参列するために韓国へ行くことはかないませんので、熊本で「明成太皇后を哀悼する記念式典」開催されました。
これを機に、『明成皇后を考える会のあゆみ』をまとめることにしました。不十分なところもありますので、今後少しずつ充実させていく必要があります。